『SCPハンター シャイガイを確保せよ!』予約開始

小学生に人気の「SCP」を題材にした児童向け小説『SCPハンター シャイガイを確保せよ!』(作:黒史郎、絵:古澤あつし、ポプラ社)が12月4日に発売されます。予約が開始され、SNSを中心に話題となっています。

803円 (税込み)、216ページ

SCPは、英語圏の大型匿名掲示板で生まれた創作の世界。「SCP財団」というウェブサイトがあり、クリエイターたちが「自然法則に反した異常な存在」について投稿しています。この「異常な存在」は「SCPオブジェクト」と呼ばれ、SCP財団はその脅威から人類を守っているという設定です。

このSCPオブジェクトには「超常現象を引き起こす道路標識」や「つまらない冗談を言うと、ものすごい速さで飛んでくるトマト」など、自然法則に反したさまざまなものがあります。中でも人気なのが「シャイガイ」。その名のとおり、恥ずかしがり屋なのか、顔を見られた相手を地の果てまで追いかけ、命を奪うという恐ろしいSCPオブジェクトです。

あらすじを紹介すると──。

「SCPオブジェクト」。それは説明のつかない異常な存在。それらを確保・収容・保護する「SCP財団」の施設から、超キケンな「シャイガイ」が脱走してしまった! 特殊スキルを持つ主人公のカケルたち3人が、SCP財団からシャイガイ確保のミッションを依頼されて──。

主人公のカケルは走れば走るほど加速する「アクセレート」、ヒナタは触れたものを溶かしてしまう「キャンディ」、アユムは触れたものに関する情報を記憶から消し去る「イレーサー」という特殊スキルを持っています。

3人はこの能力を駆使して、シャイガイを確保できるのでしょうか。SCPを知らない子どもたちも物語に入り込みやすいよう、巻頭にはあらすじや人物紹介のページが掲載されています。

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