百科事典でおなじみのブリタニカが児童向けに編んだ『ブリタニカ ビジュアル大図鑑』の日本語版がNHK出版から発売されました。さまざまな知識や情報を網羅した、子どもたちに科学や世界の事象へ興味をもたせるための入門書です。

5940円(税込み)、A4変型判

宇宙や地球の仕組み、人体、動物、植物などについて図表やグラフを使って一目でわかるように解説。「AIはブルーベリーマフィンの画像とチワワの顔を見分けられない」「世界中にあるレゴ人形の数は世界の人口よりも多い」など現代の世相を反映したテーマや、「人が一生のあいだに流す鼻水はバスタブ209杯分」といった驚くような事実も多数紹介しています。

国立科学博物館や国立天文台などの研究者のほか、各分野の専門家が日本語訳を監修しています。

内容は以下の通り。

第1章 はてしない宇宙
この世のすべての歴史年表/太陽系へようこそ!/宇宙でいちばん速いもの/ブラックホールのすさまじいパワー/おかしな系外惑星たち/宇宙の終わり ほか

第2章 地球のすがた
地球の中には何がある?/火山の爆発だ!/鉱物の硬さを測るには/地面の下の深い洞窟/輝くオーロラ/地球の「最高記録」いろいろ/津波/深海底へ ほか

第3章 生きている地球
種の生き残りと絶滅/酸素はどこから来るのだろう?/巨大な木/人類と地球/熱帯雨林の生き物/エネルギー資源/地球の気温の変化 ほか

第4章 動物のいとなみ
存在が知られている動物は何種いるだろう?/陸と空の最大の動物/地球上で最強の動物たち/地球上で最速の動物たち/変身する動物たち/動物はどれくらい眠るのだろう? ほか

第5章 人体のふしぎ
人の骨はいくつあるの?/最大の筋肉は……おしりに!/うんちとおなら/鼻水はどのくらいつくられるの?/脳のネットワーク/人はどれくらい頭がいいの? ほか

第6章 わたしたちの世界
世界の人口が100人だったら/生と死/人間どうしの争い/AIはどのくらいかしこいの?/おもちゃの台頭/巨大宇宙ロケット ほか

発売を記念して行われた、国立科学博物館長・篠田謙一さんと元テレビ局アナウンサーで研究者の桝太一さんの対談を以下のサイト(https://mag.nhk-book.co.jp/article/62425)で読むことができます。

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