
Q.学校が荒れているようです(6年生)
A.最近、お子さんが「疲れた」と頻繁に口に出したり、無気力に見えたり、全ての行動が億劫そうではありませんか? 保護者からは「受験生なのにピリッとしていない!」とのご相談を受けることが多いですが、9月から始まった最多忙期で受験生は疲労が蓄積しており、このようになるのは当然といえば当然です。ここで「もうすぐ本番なのに!」と追い込むとプツンと糸が切れてしまうこともあるので、冬休みが始まるまでは、日々を淡々と過ごせるようサポートしてあげてくださいね。
それとは別に、学校の愚痴が増えたり、「学校に行きたくない」とポツリとつぶやく…といったことはありませんでしょうか?
中学受験生はこの時期、家や塾で追い込まれているため、学校が息抜きの場となります。息抜きというより、ストレスを発散させる場――という方が適切かもしれません。受験生の多いクラスでは、いじり、いじめ、授業崩壊などが起きやすくなります。受験生の少ないクラスでは、遊んでいる周囲の子と比べて「どうして自分だけ…」との疎外感が強くなったり、過剰なふるまいをして怪我をするといったことが起きやすくなります。
この記事は有料記事です。
デジタル版をご購読いただくと、記事の続きをお読みいただけます。