12年度以降で最高

すべての発電量のうち、原子力発電の割合が2023年度は8.5%になったと経済産業省が発表しました。12年度以降で最も高く、前の年度より2.9ポイント上がりました。

原子力発電の割合は10年度は全体の4分の1ほど。11年の東日本大震災による東京電力の福島第一原子力発電所(原発)の事故をきっかけに、国内の原発は一度すべて止まりました。再稼働が進むにつれ、割合は高まっています。

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今年10月には東北電力の女川原発2号機が再稼働し、12月には中国電力の島根原発2号機も再稼働予定。24年度は原子力発電の割合がさらに増えそうです。

(朝日小学生新聞2024年11月23日付)