第1回「角野栄子あたらしい童話大賞」

一人で本を読み始める5~8歳向けの「幼年童話」の書き手を探す「角野栄子あたらしい童話大賞」の第1回受賞者が26日、発表されました。2289作品から、小学校の先生でもある迂回ひなたさんの「びょうき銀行にあずけちゃえ」が大賞に選ばれました。審査委員長は「魔女の宅急便」などで知られる児童文学作家の角野栄子さん。幼年童話が対象の賞がなくなっていくのを見て、日本の出版文化の将来も考えながらこの賞を始めたそうです。

(朝日小学生新聞2024年11月28日付)