前の年より15人減る

去年1年間に全国で交通事故で亡くなった人は2663人だったと警察庁が7日、発表しました。前の年から15人減り、死者の数は統計が残る1948年以降で3番目に少なくなりました。65歳以上の高齢者がしめる割合(速報値)は56.8%で、この10年間で2番目の高さです。車の乗車中や歩行中の死者が目立ちました。

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政府は今年までに交通事故での死者数を2千人以下にすることをめざしています。90年代から減少傾向で、2022年は過去最少の2610人でした。

(朝日小学生新聞2025年1月9日付)