
難題だけに集中するより…
難しい問題を解くときや、難しい決断をするとき、そのことだけ集中して考えた方がよさそうに思いますよね。しかし実は、いったん別のことを考えてから答えを出す方が、よい結果になるそうです。
オランダの大学で、4台の中古車の中からお買い得な1台を選ぶ実験をいくつかのグループにわけて行いました。すると集中してじっくり考えたグループより、いったんパズルをしてから選んだグループの方が、正答率がだいぶ高かったのです。別のことを考えているうちに、脳が多くの情報を整理してくれたからだと考えられます。逆に集中していたグループは、たくさんの情報に迷い、まちがった選択をしてしまいました。
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