エンゲル係数 43年ぶり高水準

家庭で食事に使うお金の割合が上がっています。総務省が7日に発表した2024年の家計調査によると、2人以上の世帯が使ったお金のうち、食費の割合を示す「エンゲル係数」は28.3%でした。1981年以降最も高く、43年ぶりの高い度合いです。

お米や野菜など身近な食べ物の値上がりが大きく影響しました。

エンゲル係数

家計の支出のうち食費がしめる割合。食費は欠かせないので、この係数が低いほど豊かとされます。外食の増加などから、2005年以降は上がる傾向です。

(朝日小学生新聞2025年2月11日付)