東京・自由が丘駅前で親子3代

東京都目黒区の自由が丘駅前にある「不二屋書店」が20日夜、102年の営業に幕を下ろしました。1923年から親子3代で店を守り続けてきましたが、本を読む人の減少や電子書籍の増加などで紙の本が売れにくくなる中、店を閉めることにしたといいます。

最終日は、両手に本をかかえてレジに並ぶ人や常連客であふれました。閉店時に店主があいさつに出ると、集まった人たちから「これまでありがとう」の言葉が飛び交いました。

(朝日小学生新聞2025年2月22日付)