農水省の方針 去年の8倍近く

農林水産省は、2030年のコメの輸出量を、24年の輸出量(4万5千トン)の8倍近い35万トンとする方針です。これまでの減反で生産量を減らしすぎ、コメの値段が上がっています。輸出分の生産を増やし、国内で足りなくなったときに調整できるようにしようとしています。

減反

コメの値段が下がらないように、国が生産量を管理すること。減反政策は18年に廃止されましたが、小麦などへの転作をすすめ、実質的に続いているといわれます。

(朝日小学生新聞2025年3月13日付)