21世紀末 気候変動の影響、国が予測

18世紀ごろに始まった産業革命前と比べて世界の平均気温が4度上がる場合、日本の21世紀末の気温は20世紀初めに比べて5.1度上がりそうだ――。そんな報告書を気象庁と文部科学省が26日、発表しました。

この予測通りになると、いまは1年間に約25日の熱帯夜が、倍以上の約56日になります(東京では約92日に)。またかつて日本で「100年に1回」程度だった猛暑が、ほぼ毎年やってくるといいます。

(朝日小学生新聞2025年3月28日付)