石破茂首相 ©朝日新聞社

石破首相 個人でのメッセージを検討

石破茂首相は、太平洋戦争が終わって80年の今年、閣議決定をともなう「戦後談話」を出さないことにしました。戦後談話は、国のトップ層が太平洋戦争について、日本が何をしてこれからどうしていくのかを話してきたものです。戦後50年、60年、70年の節目には当時の首相が談話を出しました。

かわりに石破さんは、日本がなぜ戦争を始めたのかなどを調べるため、私的に専門家の機関をつくる考えです。専門家に意見を聞いて、首相個人としてメッセージを出すようです。

(朝日小学生新聞2025年3月29日付)