日本をおとずれる海外からの観光客が増える中、海外メディアが選ぶ「2025年に行きたい場所」として、日本からいくつかの都市が選ばれました。海外メディアが注目した各地の魅力を紹介します。(奥苑貴世、佐藤美咲)
富山「文化的な感動」、大阪は「万博」
今年1月、アメリカ(米国)の新聞ニューヨーク・タイムズ(NYT)が「2025年に行くべき52か所」を発表。それに選ばれたのは、富山市と大阪市でした。

富山市については「人混みをさけながら文化的な感動を味わえる」とし、伝統行事「おわら風の盆」や、富山市ガラス美術館、富山城址公園などを紹介。大阪市は、今月から開かれる大阪・関西万博のほか、大阪駅近くの再開発地区「グラングリーン大阪」で新たな緑地などが生まれていることも取り上げました。
NYTでは2005年から毎年、世界でおとずれるべき旅行先を公表。日本からは23年に岩手県盛岡市と福岡市、24年には山口市が選ばれ、話題になりました。


金沢、東アジアで唯一の選出
米国の大手誌「ナショナルジオグラフィック」が注目したのは、石川県金沢市です。去年10月に発表した「25年に行くべき旅行先の25地域」として東アジアで唯一、金沢市を選びました。木造の茶屋街や、美しい庭園「兼六園」、江戸時代の武家屋敷街があることや、金箔を使った工芸品づくりが体験できることなどを評価しました。


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