死者は少なくとも1700人

東南アジアの国・ミャンマーで3月28日、マグニチュード(M)7.7の地震が起こりました。ミャンマー国軍によると、少なくとも死者はミャンマー全土で1700人、けが人は3400人にのぼります。となりの国・タイの首都バンコクでも、この地震で17人が亡くなり、約80人が行方不明になっているそうです。

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ミャンマーでは2021年、国軍が政権をうばい取るクーデターが起こりました。この地震で大きな被害にあった地域は、内戦状態にあります。国軍と対立する民主派は、被災地での軍事活動を一時停止すると宣言しましたが、国軍側は3月30日にも空からの攻撃を続けています。

(朝日小学生新聞2025年4月1日付)