精米工場で開封される備蓄米=3月、埼玉県 ©朝日新聞社

農林水産大臣が表明

江藤拓農林水産大臣は9日、値上がりするコメの価格をおさえるため、備蓄米を追加で放出すると表明しました。新米が本格的に出回る前の時期である夏まで、毎月備蓄米を放出します。

コメの値上がりを受け、政府はすでに備蓄米21万トンを放出し、3月に2度の入札(業者側が金額を示して仕入れること)ですべて落札されました。しかし農水省によると、3月下旬に全国のスーパーで売られたコメの平均価格は高止まりが続いていました。

まずは今月21日の週に、3回目となる10万トンの入札を行います。

(朝日小学生新聞2025年4月10日付)