生態系に悪い影響?

「ヘビ真菌症」(SFD)という病気に感染した野生のヘビが国内で初めて見つかりました。専門家や国は希少な種や、生態系への悪影響を心配しています。

SFDは、かびの仲間がヘビの皮膚に感染して起きます。国際獣疫事務局によると、皮膚が厚くなったり、脱皮がうまく進まなかったりします。死ぬ確率は40%。ヒトにうつるという報告はないそうです。

生態系

ある地域にすむ生き物や、水・大気・土などのまとまり。ヘビはさまざまな動物を食べ、タカやタヌキに食べられます。生き物は「食べる―食べられる」の関係でつながっています。

(朝日小学生新聞2025年4月12日付)