大屋根リングの下。ときどき雨が降り、雨宿りの人で混み合いました=13日、大阪市 ©朝日新聞社

158の国・地域が参加 混雑やデモも…

大阪・関西万博が13日、大阪湾の人工島「夢洲」で始まりました。国内の万博としては最多の158の国・地域が参加。10月13日まで、80をこえるパビリオンで文化や歴史、経済などの展示が行われます。この日は会場の「大屋根リング」の上などで約1万人が、ベートーベンの交響曲第9番(通称「第九」)を大合唱しました。

今回の万博は、事前予約を使って「並ばない万博」をめざしてきました。しかし海外パビリオンなどに長い列が見られたほか、最寄り駅が一時混雑しました。会場の近くでは万博に反対のデモもあり、参加した人たちは長い列を組んで「万博いらない」と声をあげました。

(朝日小学生新聞2025年4月15日付)