パーキンソン病で 京都大学チーム
iPS細胞から神経細胞をつくり、パーキンソン病の患者7人の脳に移し治療の安全性や効果を調べたところ、健康上の大きな悪影響はなく安全であると確認され、4人は症状が改善しました。京都大学の研究チームが17日、公表しました。

iPS細胞は体のさまざまな細胞や組織になる能力をもちます。製薬会社の住友ファーマは今回の結果をもとに、国に医薬品の製造・販売の承認申請をする方針です。
パーキンソン病
ドパミン(ドーパミン)という物質をつくる脳内の神経細胞が減り、手足のふるえや筋肉のこわばりなどがおきる病気。根本的な治療法はまだありません。
(朝日小学生新聞2025年4月18日付)

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