ユネスコが登録

ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の「世界の記憶」に、東京・増上寺の史料「増上寺が所蔵する三種の仏教聖典叢書」が登録されました。17日に決まりました。日本に関わる「世界の記憶」の国際登録は9件目です。

中国や朝鮮で12~13世紀に印刷された「大蔵経」と呼ばれる仏教の聖典をまとめたもので、総数は約1万2千点にのぼります。

世界の記憶

世界的に重要な記録物の保存などを目的に、ユネスコが1992年に始めた取り組み。国際登録のほか、「世界の記憶」アジア太平洋地域委員会などが決める地域登録があります。

(朝日小学生新聞2025年4月19日付)