
両国とも「攻撃は続いた」
ウクライナへの攻撃を続けるロシアのプーチン大統領は19日、同じ日の午後6時から21日午前0時までの30時間、全ての戦闘をやめると一方的に宣言しました。ウクライナのゼレンスキー大統領は応じましたが、ロシア軍による攻撃は期間中も続いたと主張。ロシア側もウクライナからの攻撃があったと批判しました。
今回の「休戦」はプーチンさんが突然発表し、ウクライナ側との調整はなかったといいます。両国の仲立ちを試みるアメリカのトランプ大統領に向けて、停戦に前向きな姿勢をアピールし、戦闘が続く責任をウクライナ側におしつけたいねらいがあった可能性があります。
(朝日小学生新聞2025年4月22日付)

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