
奈良・纒向遺跡で出土した骨から復元
奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡で見つかった3世紀前半とみられる犬の骨から、当時の犬のすがたがよみがえりました。市の教育委員会などが22日に発表しました。
茶とグレーの2匹の模型が作られました。体長約58センチ。頭が小さく、足と足先が長い体格です。この「纒向犬(まきむくけん)」は、1歳半以上のめすとみられます。桜井市には女王・卑弥呼が治めた邪馬台国があったともいわれ、纒向犬は卑弥呼と同じ空間にいたのかもしれません。
卑弥呼
3世紀ごろに日本にあったとされる国「邪馬台国」を治めていた女王。争いをしずめるために女王となり、30ほどの国々を統治していたといわれています。
(朝日小学生新聞2025年4月24日付)

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