
IMFの見通し 米国の関税が影響
国際通貨基金(IMF)は22日、世界の経済の見通しをまとめました。2025年の世界の実質経済成長率を2.8%と予測。前回1月の見通しから0.5ポイント引き下げました。アメリカ(米国)の高い関税政策により、主な国・地域の成長率が引き下げられました。
世界の成長率が3%を下回るのは、新型コロナウイルスが流行した20年をのぞくと、米国と中国が貿易をめぐって対立を深めるなどした19年以来です。
国際通貨基金(IMF)
通貨に関する国際協力を進め、金融の制度を安定させることを目指す国際機関。1945年に設立されました。2024年11月現在、191か国が加盟しています。
(朝日小学生新聞2025年4月24日付)

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