
石破首相が検討を指示
公立高校の入学試験で、受験生が1校しか受験できない決まりを「単願制」といいます。石破茂首相は22日の国の会議で、この決まりの見直しに向け話し合うよう関係者に指示しました。政府は、受験生が順位をつけて志望校をいくつか選び、共通試験などの結果に応じて、最も行きたい学校に合格するしくみを考えています。
公立高校の入試のやり方などは自治体が決めています。単願制をとり入れているところが多く、複数の学校を志望する「併願制」はわずかです。公立高校の単願制は、確実な合格をめざすためにむずかしい高校への挑戦をあきらめる例があるなど、課題が指摘されています。
(朝日小学生新聞2025年4月25日付)

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