デモ飛行をする「空飛ぶクルマ」=14日、大阪市 AP/アフロ

万博 デモ飛行で機体の一部落ちる

大阪・関西万博の目玉の一つ「空飛ぶクルマ」の運航が中止されています。26日のデモ飛行で機体の一部がこわれたためです。日本国際博覧会協会は「安全性が確認されるまではデモ飛行をやめる」と説明しています。

協会によると、26日午後、会場でデモ飛行中だった機体からプロペラのモーターカバー2個が落下。18個あるプロペラモーターの1個とプロペラをつなぐフレームがこわれていたといいます。

飛行区域はフェンスで立ち入れないようになっていて、パイロットや見学者にけが人はいませんでした。デモ飛行は、6月上旬まで休日を中心に予定されていました。

(朝日小学生新聞2025年4月29日付)