秘密選挙「コンクラーベ」実施へ

ローマ教皇庁(バチカン)は28日、亡くなったフランシスコ教皇の後任を決める秘密選挙「コンクラーベ」を5月7日から始めると発表しました。

コンクラーベは、教皇に次ぐ地位の枢機卿が次の教皇を決める選挙。3分の2を上回る票を得た枢機卿が出るまで、投票をくり返します。

いまのところ有力とされるのは、バチカンのあるイタリア出身教皇の復活です。投票権を持つ135人の中でイタリア出身の枢機卿は最も多い17人。1978年以来、イタリア人は教皇に選ばれていません。

(朝日小学生新聞2025年4月30日付)