使用済みの食用油からつくる燃料

使い終わった食用油からつくられた国内産のSAF(持続可能な航空燃料)が1日、日本航空の関西空港発、上海行きの旅客機に供給されました。市場に出回るようになった国産のSAFが旅客機に使われるのは初めてといいます。

SAFはこの春から大阪府堺市のコスモ石油堺製油所でつくられていて、ほかの航空会社にも販売されます。

SAF

料理に使われた油や、ミドリムシなどの藻類からできている航空機のエコ燃料。石油からつくる燃料と比べて、二酸化炭素を出す量を8割ほど減らせるといいます。

(朝日小学生新聞2025年5月3日付)