熊本や北海道で確認 国内17年ぶり

馬インフルエンザが感染拡大のきざしを見せています。国内では17年ぶりとなる感染が4月上旬に熊本県で確認されてから、遠く離れた北海道にも拡大。北海道帯広市の競馬場では400頭ほどに発熱など馬インフルが疑われる症状が出て、5月12日までのレースが中止になっています。

農林水産省は感染拡大を防止するため、都道府県に衛生管理を気をつけることや、馬の移動をひかえることなどを呼びかけています。

馬インフルエンザ

馬同士の飛沫などを通して感染が拡大。発熱や呼吸器に症状が出ます。感染した馬は、隔離して数週間治療します。人に感染した事例は確認されていません。

(朝日小学生新聞2025年5月9日付)