
不正な売買取引が急増
証券会社の口座が不正アクセスで乗っとられ、株式などが勝手に売り買いされる被害が急増しています。金融庁が8日に公表した4月末のまとめで、不正取引は件数が3505件、売買額が約3049億円になりました。4月16日時点のまとめと比べ、わずか半月で件数は2.4倍、売買額は3.2倍になりました。
金融庁によると、被害の報告があったのは楽天、SBI、野村、大和など9の証券会社です。金融庁や警察庁は、ワンタイムパスワードなど2要素以上を組み合わせる「多要素認証」を設定するように呼びかけています。
(朝日小学生新聞2025年5月10日付)

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