
ウルグアイ「世界で最も貧しい大統領」
「世界で最も貧しい大統領」と呼ばれた、南アメリカ・ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領が13日、89歳で亡くなりました。収入の多くを貧困層の人たちに寄付していたことで知られます。
2016年の朝日新聞のインタビューでは「『貧しい人』とは、限りない欲を持ち、いくらあっても満足しない人のことだ。でも私は少しのモノで満足して生きている。質素なだけで、貧しくはない」と語っていました。
ホセ・ムヒカ元大統領
2010~15年にウルグアイ大統領を務め、広がる格差の解消を目指し、高い人気がありました。大統領公邸には住まず、ぜいたくをしない生活をしていました。
(朝日小学生新聞2025年5月15日付)

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