
年金に関する法案を閣議決定
政府は16日、年金に関する法案を閣議決定しました。2026年10月から法を施行することを考えています。
年金は、20歳以上60歳未満のすべての国民が入っている国民年金と、会社員や公務員などで長い時間働く人が入る厚生年金があります。この法案では「1年間の収入が106万円をこえた人は、厚生年金へ加入し保険料をはらう」という決まりをなくします。
収入が上がっても、保険料をはらうと手元に残るお金が減るからと、この金額をこえないようにして働く人もいるとされます。年収「106万円の壁」と呼ばれ、課題になっていました。
(朝日小学生新聞2025年5月17日付)

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