整理整頓が苦手なナルくんと、まじめでがんばり屋さんのわかちゃんのきょうだいが、学校や習いごと、遊びにも役立つ(!?)「まなびのヒント」を専門家に教えてもらいます。「ノートは構造的に書こう!」とすすめる教育評論家の親野智可等さんに、前回に続いて、ノートの取り方のコツを聞きました。(構成・戸井田紗耶香)
「まなびヒント発見隊」ノートの取り方(後編)
学習内容でスピード変えていい
前回教わった「構造的にノートを書く四つのコツ」続けてます。いい感じです!

1 日付を書こう
2 見出しを書こう
3 教科書や資料集のページも書こう
4 計算問題は問題番号をそろえて書こう
それはよかった! ナルくんは?

う~ん。やってみたけど、ぼくは字がきたないから……。字がきたないと構造的なノートも見づらいよ。

先生 なるほど。字をていねいに書くのは苦手かな?
ナル うん。手がつかれるじゃん?
先生 じゃあ、学習内容によって、字のていねいさやスピードは変えていいとしたら、どう? 実は、ノートは毎回、ていねいにゆっくり書く必要はない。
ナル えっ……、はじめて聞いた。
この記事は有料記事です。
デジタル版をご購読いただくと、記事の続きをお読みいただけます。