全国で203件

今年の大型連休中(4月26日~5月6日)、全国で起きた山の遭難件数は203件で前の年から23件増え、記録の残る1994年以降で最多でした。警察庁が19日に発表しました。遭難が多かったのは長野県や神奈川県など首都圏の周辺でした。

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遭難した人の数も過去最多の236人。年代別にみると60代が50人で最も多く、70代、50代と続きます。訪日外国人は8人で、2023年の1人、去年の2人から増えています。警察庁は、天気を調べて登山計画を立て、道にまよった時に位置情報がわかるようにGPS機器などを持って登山するよう呼びかけています。

(朝日小学生新聞2025年5月21日付)