公正取引委員会が販売6社に立ち入り

運送業者に軽油を売る際に価格カルテルを結んだ独占禁止法違反の疑いがあるとして、公正取引委員会は27日、ENEOSグループなどの石油販売会社6社を立ち入り検査しました。

円安などの影響で軽油の値段が上がり、政府は補助金を出しています。その中で販売業者が利益を得ることを優先し、値段が高止まりしている可能性があります。

カルテル

複数の会社が利益を確保するために、競争をさけ、商品の値段などを事前に打ち合わせて決めること。客は高い値段でしか買えないことなどが問題になります。

(朝日小学生新聞2025年5月29日付)