アイリスオーヤマグループの精米工場に運ばれる備蓄米=29日、宮城県亘理町 ©朝日新聞社

ネットで予約販売を始めた業者も

政府は29日、「随意契約」をした大手の小売業者に、備蓄米の売りわたしを始めました。

アイリスオーヤマのグループ会社の精米工場(宮城県亘理町)には29日、2022年産の備蓄米1万トンの一部が届きました。5キロあたり2千円(税ぬき)で、インターネットの通販サイトで予約販売を開始。スーパーのイオンは6月1日から東京都内の1店舗で先行販売します。

精米

玄米についた「ぬか」などを取り除き、白米にする作業のこと。備蓄米は玄米で引きわたされるため、精米ができる設備が必要となります。

(朝日小学生新聞2025年5月31日付)