北海道 タコでは世界最大

北海道・知床半島の沿岸に、ミズダコが姿を見せています。タコの「足」といわれるものは本当は腕。成長したミズダコが腕を広げた大きさは3メートルほどになり、世界に250種以上が生息するタコの中で最大です。日本では、北海道から東北地方の海で多く見られます。

吸いつく力の強いきゅうばんが1本の腕に250~300個あって、小さなカニや貝などをおさえつけて食べます。寿命は5年ほどとみられます。

(朝日小学生新聞2025年5月31日付)