30年間で+5.8歳 長寿1位は滋賀県

日本人の寿命が30年間で5.8歳のび、男女合わせて平均85.2歳になりました。慶応大学の野村周平特任教授たちの調べです。2021年と1990年を比べると都道府県別では、滋賀県がプラス6.9歳で、かつて長寿ランキング1位だった沖縄県をぬいてトップになりました。沖縄県は、プラス4.2歳の84.8歳で32位になりました。

滋賀県が1位になった理由の一つに、たばこを吸う人が減ったことがあげられます。県は2001年に目標をつくりました。2000年には男性の56.2%がたばこを吸っていましたが、22年には19.3%まで減り、全国の24.8%よりもかなり減りました。

(朝日小学生新聞2025年6月3日付)