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68万6061人、出生率も最低の1.15 去年

2024年に国内で生まれた日本人の子ども(出生数)は68万6061人で、初めて70万人を下回り、過去最少となりました。「合計特殊出生率」も1.15で、過去最低でした。厚生労働省が4日に発表しました。

出生数は2022年に80万人を下回ったばかりです。国の推計では、68万人台になるのは39年とみられていました。想定より速いペースで少子化が進んでいます。

合計特殊出生率

1人の女性が一生で産む見こみの子どもの数を表す指標。統計が始まった1947年の合計特殊出生率は4.54で、このころから数字は下がる傾向が続いています。

(朝日小学生新聞2025年6月6日付)