
清水市代女流七段
日本将棋連盟は6日、清水市代女流七段(56歳)を新しい会長に選びました。任期は2年。前会長の羽生善治九段(54歳)の後任で、将棋界初の女性会長となります。清水さんは史上初めて女流棋士の4タイトル(当時)を独占したこともある現役の女流棋士です。
将棋のプロには、養成機関の「奨励会」を卒業してなれる「棋士」と、別の制度で女性だけがなれる「女流棋士」があります。「女性の棋士」はまだ誕生していません。「棋士」以外から会長になるのは初めてです。
また、女流の最高タイトル「白玲」を通算5期とったら、棋士となる権利を認めることも決まりました。
(朝日小学生新聞2025年6月10日付)

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