協会を退職、会見

大相撲で歴代最多45度の優勝をした元横綱の白鵬翔さん(40歳)が9日、日本相撲協会を退職し、都内で会見をしました。

今後は、現役時代から開催してきた少年相撲の国際大会「白鵬杯」をはじめ、アマチュア力士を支援し相撲を世界に広げていく活動をしたいと抱負をのべました。

白鵬さんは宮城野親方として部屋を率いていた去年2月、弟子の暴力事件をめぐる責任を問われ、自分の部屋での指導ができなくなっていました。

部屋の閉鎖から1年がたち、退職を決断。「外の立場から弟子たちを見守り、応援していく」と話しました。

(朝日小学生新聞2025年6月11日付)