広告などの規制強める 罰則なし

オンラインカジノの規制を法律で強化する「改正ギャンブル等依存症対策基本法」が18日、国会で成立しました。スポーツ選手や芸能人がオンラインカジノで賭けをするなど、問題が深刻になっていました。

オンラインカジノは、インターネット上でゲームをし、その結果に対してお金などをかけるものです。賭博罪に問われます。警察庁の調査では、国内でのオンラインカジノ経験者は約337万人と考えられています。

新しい法律では、オンラインカジノのサイトの開設禁止や、サイトに誘導する広告を禁止することなどが盛りこまれました。ただ、違反しても罰はありません。

(朝日小学生新聞2025年6月20日付)