
再利用の技術高める目的
自動車大手のホンダは17日、打ち上げた小型ロケットを着陸させる実験に成功したと発表しました。日本の会社では初めての成功です。自動車開発の経験を生かし、ロケットを再利用する技術を高めることが目的です。
実験は北海道で行われました。ロケットは全長6.3メートル、直径85センチ。高度約300メートルまで飛び、着陸の目標地点から37センチしかずれずに戻ってきました。
これまでロケットは「使い捨て」でした。再利用することで、打ち上げの回数を増やしたり、費用を減らしたりできます。ロケットの再利用技術はアメリカのスペースXが、他社を大きくリードしています。
(朝日小学生新聞2025年6月20日付)

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