西アジア原産 国内初めての報告

さわると皮膚がただれる危険な植物が生えているのが、北海道札幌市の北海道大学で見つかりました。「ジャイアント・ホグウィード(和名・バイカルハナウド)」という植物とみられます。北海道大学が25日に発表。環境省によると、国内で報告があったのは初めてです。

バイカルハナウドは西アジア原産で、強い毒性があるセリ科の植物。葉やくきから出る液体がついた皮膚に、太陽光の一部の紫外線が当たると、激しい炎症などを引き起こすおそれがあるそうです。大学は周りを立ち入り禁止にし、25日には花や葉を取り除きました。本当にバイカルハナウドなのか、大学の先生たちが調べています。

(朝日小学生新聞2025年6月28日付)