24年度 5年続けて過去最高の見通し

2024年度の国の一般会計の税収が、初めて75兆円台に乗りました。5年連続で過去最高を更新する見通しです。企業の業績がよく、賃上げが進んで所得税が増えたことなどが理由で、24年に公表した見通しから2兆円ほど増えそうだといいます。

24年度税収は、24年11月時点で73.4兆円と見こんでいました。石破茂首相(自民党総裁)は、多かった分を国民1人あたり2万円などを給付する形で返すと、7月20日投開票の参議院議員選挙の公約で示しています。「3兆円台半ば」の財源が必要で、足りませんが、国の借金にあたる「赤字国債は発行しない」としています。

(朝日小学生新聞2025年7月2日付)