
発行1年 「タンス預金」の増加などで
新しい1万円札、5千円札、千円札が出てから、7月3日で1年をむかえました。日本銀行によると、発行された新しいお札(紙幣)は、まだ3枚に1枚ほどしか使われていません。
前に新しいお札を発行した20年前と比べると、広まるペースは半分ほどです。当時より家でお金をためる「タンス預金」が増えていることや、現金を使わないキャッシュレス決済が広がっていることが背景にあります。
日本銀行
日本の中央銀行。中央銀行は、国の経済や金融の中心的な役割があります。お札を発行できるのも日本銀行だけで、日本のお札の正式な名前は「日本銀行券」です。
(朝日小学生新聞2025年7月4日付)

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