総務省、SNSなどの会社に 犯罪など対策

総務省は7月3日、SNSなどの会社に対し、使った人の通信履歴を「少なくとも3~6か月程度」保存するよう求める方針をかためました。

通信履歴は内容以外の情報のことで、発信者の名前や日時などです。今は、履歴は個人情報なので、会社はできるだけ早く消すべきだとされています。

けれども、顔や名前がわからないインターネット上で、ひどい悪口などを投稿する人がいて問題になっています。裁判や犯罪捜査で通信履歴が重要になることが増えていて、警察や弁護士はデータの保存期間をのばしてほしいと望んでいました。

(朝日小学生新聞2025年7月5日付)