噴煙をあげる新燃岳=7月5日、鹿児島県霧島市から撮影 朝日新聞社

宮崎・鹿児島の県境 マグマふき出す心配

宮崎県と鹿児島県の境にある霧島連山・新燃岳(1421メートル)の噴火が続いています。気象庁は、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ、注意を呼びかけています。

新燃岳は6月22日に噴火が始まりました。7月3日には5千メートルの噴煙が観測され、鹿児島県霧島市で道路の白線が見えなくなるほどの大量の灰が降りました。

マグマがふき出すマグマ噴火に移るおそれがあるともいわれています。新燃岳では2011年に本格的なマグマ噴火を起こし、交通機関や農業に影響が出ました。

朝日新聞社

(朝日小学生新聞2025年7月11日付)