帰る前、教科書やドリルをたなに

25年4月に二つの学校があわさってできた町田市立本町田ひなた小学校。帰りの会の時間に6年生の教室を訪ねると、子どもたちは教科書やドリルなどの荷物を自分のたなにしまっていました。学校に置いて帰る「置き勉」です。

この日の6年生の荷物(パソコン、筆箱、プリント、水筒)=7月2日、東京都町田市

町田市は25年度、登下校の荷物の目安を正式に決めました。平日は低学年が原則教科書1冊、ノート1冊などで、週の平均の重さは3キログラム。中高学年はパソコンまたは教科書1冊、ノート1冊など、週の平均の重さは4キログラムです。ただし、これらは強制ではありません。いまは本町田ひなた小をふくむ3校が対象で、リュックサックで通う子どももいました。

「荷物らくらく登校」を始める前の荷物のイメージ。パソコンは、日によって加わることも=7月2日、東京都町田市
ランドセルやリュックサックで下校する東京都町田市立本町田ひなた小学校の子どもたち=7月2日、東京都町田市

本町田ひなた小の清水淳校長先生は「1週間を通して重たがっている子は減ったと思います。市が目安を示してくれると安心。家庭の選択肢が増えて好評です」と話します。

子どもたちは授業のあと、教科書やドリルなどをたなにしまって帰りました=7月2日、東京都町田市  画像の一部を加工しています

持ち運ぶ量や重さの目安を示す

町田市の「荷物らくらく登校」の目安

低学年
週の平均の重さが3キログラム
平日毎日:ランドセル、給食袋、教科書1冊、ノート1冊、筆箱
月・金曜日のみ:上ばき、体育着

中高学年
週の平均の重さが4キログラム
平日毎日:ランドセル、給食袋、パソコンまたは教科書1冊、ノート1冊、筆箱 月・金曜日のみ:上ばき、体育着

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