5号が上陸

気象庁は7月15日、台風5号が午前2時ごろ、北海道襟裳岬近くに上陸したと発表しました。気象庁によると、台風が北海道に上陸するのは2016年以来、9年ぶりです。「7月に」「台風がほかの地域に上陸せず北海道に上陸」という条件では、初めてのことです。

今回の台風5号はこの日午前9時、北からの冷たい空気をうけ、オホーツク海で温帯低気圧に変わりました。

台風

熱帯や亜熱帯の海で「積乱雲」が発達していくと「熱帯低気圧」となります。そのうち北西太平洋または南シナ海で、最大風速が毎秒約17メートル以上のものが台風です。

(朝日小学生新聞2025年7月16日付)