約70年ぶりに変更 「つ」は「tu」→「tsu」

ローマ字の書き方のルールが、約70年ぶりに変わります。国の文化審議会が7月14日、変更案を決めました。秋までに、文部科学大臣に正式に伝えます。

国は1954年、小学校の授業などで「つ」を「tu」とするなどの「訓令式」を使うよう示しました。しかし駅名やパスポートなどでは「つ」を「tsu」など、英語のつづりに近い「ヘボン式」が多く使われています。今回の案では、基本的に「ヘボン式」を使います。

朝小編集長の名字「ふうき」といった伸ばす音は、これまで「Huki」などと符号をつける決まりでした。変更後は「Fuki」または「Fuuki」が正式なつづりとなります。

(朝日小学生新聞2025年7月16日付)