「自分なら…」と考えながら

伊勢本先生は塾の生徒に、「読書を通して、今まで知らなかった世界に入りこむことができ、視野が広がります。読書は一生の財産になります」と、くり返し伝えています。

本を選ぶときに大切にしているのは「受験に出るから読む、というのではなく、おもしろいから目を通してほしい」という視点です。

今回紹介した本の中に、読書感想文として書きやすい作品もあります。例えば『きみの話を聞かせてくれよ』です。

「短編集なので、1話ずつ読み進められます。『自分と似ている気持ち』を探しながら読むのにぴったりです。『この子に声をかけてあげたい』と思える登場人物を見つけながら読むのもよいでしょう」とアドバイスします。

また『あと少し、もう少し』も取りかかりやすい1冊です。駅伝を通してチームメートが変わっていく小説です。語り手が章ごとに代わっていくので、例えば「自分に似ている子」などを選んで感想を書くこともできます。 

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